2024年6月8日土曜日
当教会では、 月に1回5名程の生徒さんが集まってお花の先生に教えていただいています。
今月は、芍薬とリアトリスがメインです。
どちらの花材も、今が見ごろのお花。
シュッと縦に長く茎が伸びる方がリアトリス。和名は「麒麟菊」。
菊の花っぽくありませんが、キク科でアザミの仲間です。
作例の写真では、まだつぼみの状態で花が見られませんが、白やピンク、紫の花がフサフサに咲きます。花穂が、キリンの首の様に長いので 「麒麟菊」 と呼ばれます。
まぁるく可愛い大きな蕾のお花が芍薬(シャクヤク)です。牡丹にも似た大輪の花が咲きます。シベリア・中国・モンゴルなどアジア原産のお花で、薬用として日本に伝わって来ました。漢方薬としてとても有名で、根に消炎・鎮痛・止血などの効果があり、葛根湯をはじめとする多くの漢方薬に配合されるほか、芍薬の名前が含まれた漢方薬も色々あります。
花が開く前に生けると、花が満開になるまで長く楽しめるのが魅力ですね。
レッスンが終わった後には、翌日の教会学校花の日の準備をしてくれました。いけばな教室の皆さん、ありがとうございました。
花の日の行事の様子もぜひ、こちらのページをご覧くださいね。