後ろのものを忘れ

聖書:ピリピ人への手紙 3章12~14節
牧師:倉 明義
本日の聖句:ピリピ人への手紙 3章13節

「兄弟たちよ。私は、自分はすでに捕らえたなどと考えてはいません。
ただ、この一事に励んでいます。
すなわち、後ろのものを忘れ、ひたむきに前のものに向かって進み」

呈言

新しい年を迎えるために、年末にはどこででも忘年会が賑やかです。
しかし、「忘年」とは言っても、そんなに簡単に忘れ去ることが出来るでしょうか?
除夜の鐘の音と共に忘れることが出来るのなら、人生は楽なものです。
しかし、現実はそうではありません。
パウロは人生を真剣に考えて「後ろのものを忘れ、ひたむきに前のものに向かって」と言いました。
本年最後の週に「忘却」について考えたいと思います。

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