真夏のいけばな(8月6日撮影)

色鮮やかないけばなです

礼拝堂 講壇横のいけばなをご紹介します。
今週のいけばなには雪柳、グラジオラス、クルクマ・ペティオーレ、デルフィニウムを使いました。
色とりどりの花で、まさに「華やか」な仕上がりとなりました。

低い位置で2種類のピンク色に咲くのがグラジオラス。
花色ごとに異なる花ことばがあり、「たゆまぬ努力」「ひたむきな愛」「満足」といった思いが込められています。
中段でまっすぐ上を向いて咲く花が、クルクマ・ペティオーレです。
熱帯アジア原産で、「クルクマ」とはアラビア語で「ウコン」。カレーに入れるスパイス「クミン」としても有名ですね。こちらは観賞用のウコンです。ショウガの仲間の植物です。
落ち着いた紫の花びらに見えている部分は、実は花ではなく「 苞(ほう)」と呼ばれる 、花びらを包んでいる葉なのです。お花はその葉の間で小さく咲くのであまり目立ちません。
天井に向かって突き抜けるように咲く青色の花は、デルフィニウム。「清明」「高貴」「あなたは幸福をふりまく」といった花ことばがあります。
鮮やかな青色の花は、暑い夏に清涼感をもたらしてくれますね。